外壁塗装中はカーテンを閉めるべき?工事期間の暮らし方を徹底解説
外壁塗装が始まると、家の周りに足場が組まれ、職人が窓のすぐ外で作業をします。「カーテンは閉めたままにすべき?」「洗濯物はどこに干せばいい?」「エアコンは使える?」。契約の段階では誰も教えてくれないのに、始まってみると次々と疑問が出てきます。
この記事では、外壁塗装の工事期間中に実際に生じる生活上の疑問を、着工前・工事中・完了後の流れに沿って整理します。10日から2週間という期間を落ち着いて過ごすために、事前に知っておきたいことをまとめました。
カーテンは閉めるべきか?結論と理由

結論から言えば、日中は閉めておくことをおすすめします。理由は3つあります。
ひとつ目はプライバシーの確保です。足場が組まれると、職人は2階の窓の高さで作業します。悪意はなくとも、作業中に室内が見える状況は避けたほうがお互いに気を使わずに済みます。
ふたつ目は粉塵と塗料の飛散対策です。高圧洗浄やケレン作業では細かな粉塵が舞います。窓は養生シートで覆われますが、カーテンを閉めておけば万一の隙間からの侵入を防げます。
3つ目は職人が作業しやすくなることです。室内が見える状態では、職人も気を使って作業のペースが落ちます。カーテンが閉まっていれば、遠慮なく窓周りの塗装に集中できます。
ただし、レースカーテンだけでは外から室内が見えてしまいます。日中も厚手のカーテンかブラインドを使うのが確実です。
窓が開けられない期間はいつか
工事期間中、窓は養生シートで覆われます。ただし全期間ずっと開けられないわけではありません。工程ごとに状況が変わります。
| 工程 | 日数の目安 | 窓の開閉 |
|---|---|---|
| 足場設置 | 1日 | 開閉可能(騒音あり) |
| 高圧洗浄 | 1日 | 終日閉める必要あり |
| 乾燥 | 1〜2日 | 開閉可能 |
| 下地補修・養生 | 1〜2日 | 養生完了後は開けられない |
| 下塗り・中塗り・上塗り | 4〜6日 | 開けられない |
| 付帯部塗装・点検 | 1〜2日 | 養生を外した面から順次可能 |
| 足場解体 | 1日 | 開閉可能 |
つまり窓が完全に開けられないのは、実質1週間前後です。ただし業者に頼めば、生活に必要な窓を1か所だけ開閉できるように養生してもらえる場合があります。換気の必要がある窓は、着工前に伝えておくのが確実です。工程の詳細は外壁塗装の工事期間は何日?で解説しています。
洗濯物はどうすればよいか
外壁塗装の期間中、屋外に洗濯物を干すことはできません。塗料の飛散、粉塵の付着、シンナー臭の付着という3つのリスクがあるためです。
対策としては次の方法があります。
- 室内干し+除湿機・浴室乾燥:最も現実的な方法です。2週間分と考えると、除湿機のレンタルを検討する価値もあります。
- コインランドリーの乾燥機:大物や布団はこちらが早いです。
- 養生を外した面のベランダを使う:工程が進み、片面の養生が外れれば干せる場合があります。職人に確認してください。
特に注意したいのが塗装直後の外壁の近くに干さないことです。乾いたように見えても、塗膜が完全に硬化するには数日かかります。
エアコンは使えるのか
結論としてはほとんどの場合、使えます。室外機は塗装作業の邪魔にならないよう養生されますが、通常は吸排気口を塞がない「通気を確保した養生」が行われます。
ただし次の場合は一時的に使えません。
- 室外機の裏側や設置面を塗装するとき(一時的に移動・カバーが必要)
- 高圧洗浄で室外機に水がかかる可能性があるとき
夏場や冬場の工事では、エアコンが使えない時間帯があると生活に支障が出ます。着工前の打ち合わせで「エアコンを使い続けたい」と伝えておけば、養生方法や工程を調整してもらえます。
臭いはどの程度気になるか
塗料の臭いは、使う塗料の種類によって大きく違います。
- 水性塗料:臭いはほとんど気になりません。現在の外壁塗装では主流です。
- 弱溶剤系塗料:シンナーの臭いがあります。窓を閉めていれば室内への影響は限定的です。
- 強溶剤系塗料:臭いが強く、住宅ではほとんど使われません。
臭いに敏感な方、小さなお子さまや高齢のご家族がいる場合は、契約前に「水性塗料でお願いしたい」と伝えることで対応できます。詳しい対策はリフォーム中の臭い対策にまとめています。
在宅勤務・ペット・車についての注意点
在宅勤務をしている場合
足場の設置と解体の日、高圧洗浄の日は相応の騒音が発生します。オンライン会議が入る日は、事前に工程表と照らし合わせて調整してください。塗装作業そのものは静かなので、大半の期間は問題なく仕事ができます。
ペットがいる場合
犬や猫は、足場の音や見知らぬ人の出入りにストレスを感じます。できるだけ工事面から離れた部屋で過ごさせるようにしてください。ベランダで飼っている場合は、期間中の移動が必要です。臭いに敏感な小動物や鳥は、特に配慮が必要になります。
車・駐車スペース
塗料の飛散を防ぐため、工事期間中は敷地内に駐車しないほうが安全です。近隣の月極駐車場を一時的に借りるケースもあります。どうしても敷地内に置く場合は、業者にカーカバーでの養生を依頼してください。
防犯面
足場が組まれると2階の窓に外部から近づけるようになります。工事期間中は2階の窓の施錠を徹底し、夜間は足場に人が上れないよう配慮している業者かどうかを確認してください。メッシュシートで囲われていても、施錠は必須です。
近隣への配慮で押さえておくこと
外壁塗装は自宅だけの問題ではありません。足場の音、塗料の臭い、職人の車両。近隣に影響が及ぶ場面がいくつもあります。
着工前の挨拶回りは、業者が行うのが一般的です。ただし施主も一緒に回ると印象が大きく変わります。挨拶の範囲は両隣と向かい3軒、加えて足場が接する裏の家までが目安です。
特に伝えておきたいのは次の3点です。
- 工事期間:おおよその開始日と終了予定日
- 騒音のある日:足場設置日と解体日、高圧洗浄の日
- 車両の駐車場所:職人の車をどこに停めるか
この事前共有があるだけで、「聞いていなかった」という不満はほぼ防げます。近隣トラブルの多くは、工事内容そのものではなく情報不足から生じます。
よくある質問
工事中はずっと家にいなければなりませんか
その必要はありません。立ち会いが必要なのは、初日の足場設置と最終日の完了確認です。外出中も職人が作業を進められるよう、鍵の管理と連絡方法だけ決めておけば問題ありません。
カーテンは洗っておいたほうがよいですか
工事の前後どちらでも構いませんが、工事後に洗うほうが合理的です。窓を閉め切る期間があるため、室内の空気がこもりやすくなります。工事完了後にまとめて洗濯するのがおすすめです。
換気扇は使えますか
使えますが、換気扇の外側フードが塗装される日は一時的に停止が必要です。塗料を吸い込む恐れがあるためです。該当する日は職人から声がかかります。
窓を開けたくなったらどうすればよいですか
職人に声をかけてください。作業状況によっては、その面の養生を一時的に外してもらえます。自分で養生シートを剥がすのは避けてください。塗装面に触れてしまう恐れがあります。
植木や庭の植物は大丈夫ですか
養生シートで覆いますが、長期間覆われると日照不足で弱る植物もあります。大切な鉢植えは、工事前に工事範囲外へ移動させておくのが確実です。地植えの植木については、業者に相談してください。
まとめ|事前の共有で工事期間は快適に過ごせる
外壁塗装の工事期間は10日から2週間。カーテンは日中閉めておく、洗濯は室内干しに切り替える、エアコンと換気の希望は着工前に伝える。この3点を押さえておけば、大きな不便なく過ごせます。あとは工程表を手元に置き、騒音のある日と窓が開けられない日を把握しておくだけです。
不安の多くは、何が起きるか分からないことから生まれます。着工前の打ち合わせで生活面の希望を伝えておけば、対応できることは想像以上に多いのが実際のところです。遠慮せずに相談してください。
リペイントワンは茨城・千葉エリアで外壁塗装を手がけ、着工前に工程表をお渡しし、生活面のご希望をうかがったうえで施工しています。「工事中の暮らしが心配」というご相談も歓迎です。施工の流れと無料お見積もりもあわせてご覧ください。















