足場の設置は必要?安全と効率を高める基盤づくり
茨城県取手市を拠点に外壁塗装を手がけているリペイントワンです。
外壁塗装をご検討中の方から、「足場って本当に必要なの?」「費用が高く感じるけど、削れないのかな?」といったご相談をいただくことがあります。
確かに、見積書の中でも足場代は目立つ項目で、「これをなくせばもっと安くなるのでは」と考えるのは自然かもしれません。
しかし、足場は単なる作業用の設備ではありません。職人の安全を守り、丁寧で美しい仕上がりを実現する「施工の基盤」として、非常に重要な役割を果たしています。
この記事では、「足場の必要性」や「その役割・費用・注意点」について、わかりやすく丁寧に解説していきます。外壁塗装で失敗しないために、そして納得のいく工事を行うべく、ぜひ最後までお読みください。
目次
足場とは何か?外壁塗装における基本の役割

足場とは、外壁塗装といった高所作業を安全かつ効率的に進めるために仮設される構造物を指します。
作業スペースの確保、移動動線の整備、視認性の向上など、塗装の品質を高める上でも欠かせない存在です。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| 足場の定義 | 建築現場で一時的に組み立てられる作業用構造物で、高所作業を安全に行うのに使用される |
| 法律での位置づけ(労働安全衛生法) | 高さ2m以上の作業には原則として足場の設置が義務付けられており、未設置は違法行為となる可能性がある |
| 設置されるタイミングと順序 | 塗装工事の初期段階(養生や洗浄前)に設置され、完了後に解体される。施工の最初と最後に関わる工程 |
| 使用される期間と工程への影響 | 塗装工事中は常に使用され、足場の有無が全行程の安全性・効率性・品質に影響を与える |
足場は、法令でも必要性が明確に定められている、安全と品質の前提となる設備です。
足場はなぜ必要?その目的を知ろう
足場の設置が必要な最大の理由は、安全性の確保にあります。
外壁塗装は、2階や屋根まわりのような高所作業を伴うため、足元が不安定な状態での作業は重大事故の原因になります。
厚生労働省の「労働災害発生状況」によると、建設業における墜落・転落事故は依然として多く、その多くが「足場不良」や「未設置」が原因です。
また、効率の面でも足場は不可欠です。塗装箇所全体をスムーズに移動できる環境が整っていれば、道具や塗料を持ったまま安全に作業を続けることができ、作業スピードが格段に向上します。
一般的な足場の種類と特徴(単管・くさび・ビケ)
外壁塗装の現場で使われる足場にはいくつか種類があり、施工現場の条件や建物の形状によって適切なものが選ばれます。
主に用いられるのが「単管足場」と「くさび足場(ビケ足場)」です。
「単管足場」は、直径48.6mmの鉄パイプをクランプで固定して組み上げる構造で、自由度が高く狭小地や変則的な形状の建物に適しています。
「くさび足場(ビケ足場)」は、一定の規格に沿った部材をくさびで固定する方式で、短時間で組立・解体が可能です。強度が十分あり、安全性と作業性のバランスが取れているので、現在では一般的な戸建て住宅の外壁塗装に最も多く使われています。
外壁塗装における「足場=塗装の基盤」の意味
足場があると、職人が安定した姿勢で作業できるので、外壁の細部まで目が届き、均一な塗装が可能になります。
また、足場には飛散防止ネットを張れるため、塗料の飛散による近隣住宅への影響を最小限に抑える役割を果たします。
これにより、トラブルの防止や施主の安心感にもつながります。
足場の設置で得られる3つのメリット
「足場なしでも塗装できるのでは?」と感じる方は少なくありません。
ここでは、足場がもたらす3つの具体的なメリットを、設置しなかったらどうなるか?という視点から解説します。
| メリット | 足場を設置する効果 | 足場を設置しなかった場合のリスク |
|---|---|---|
| 安全面 | 職人の高所作業時の転倒・墜落リスクを防止し、作業中の安全性を確保できる | 不安定な脚立やはしごでの作業により事故リスクが増加 |
| 品質面 | 安定した姿勢と視認性の確保により、均一で美しい塗装が可能になる | 塗りムラ・塗り残し・手直しの発生など、施工精度の低下 |
| 効率面 | 作業スペースと動線が整い、スムーズに作業が進行。天候対応や工程の遅れが最小限に抑えられる | 無駄な動きが多く、塗装箇所の移動や準備に時間を取られて非効率になる |
足場はなくても塗装はできると思われやすいですが、実際にはあることでこそ安全・品質・効率のすべてが確保されます。
【安全面】高所作業の事故防止
足場設置の最大のメリットは、やはり高所作業における安全の確保です。
外壁塗装では、2階部分の外壁や軒天、破風板など、高所での作業が避けられません。こうした場所で脚立やはしごのみで作業するのは、想像以上に危険です。
厚生労働省の労働災害統計によれば、建設業における死亡災害の中で「墜落・転落」が約3割を占めており、これは他の事故型より多い割合となっています。
墜落・転落事故は高所作業全般で発生するため、足場を適切に設置し安定した作業環境を整えるのが重要とされています。
【品質面】均一な塗膜とムラのない仕上がり
足場があれば、職人は適切な距離や角度から安定して塗装作業を行うことができます。
これにより、塗料が均一に塗布され、仕上がりが美しくなるという大きなメリットがあります。
一方、足場がない状態で脚立やはしごを使用すると、作業できる範囲が限られ、どうしても届きづらい場所が出てきます。
その結果、塗りムラや塗り残しが発生しやすくなり、全体の見た目にバラつきが生じます。また、不安定な体勢での作業は塗料の飛散や垂れを引き起こす要因にもなります。
【効率面】作業時間の短縮と工程の安定化
足場があると、職人は現場内を自由に移動しながら効率よく作業を進められます。
また、足場には資材を一時的に置けるスペースがあり、必要な道具や塗料をすぐに手元に用意できる点も大きな利点です。
これにより、現場全体の段取りが良くなり、予定していた工程通りに作業を完了しやすくなります。
さらに、悪天候時には足場に設置されたメッシュシートや養生ネットが風や雨を軽減し、急な中断を避けやすくなるという効果があります。
足場の費用感と内訳|高い?それとも必要経費?
外壁塗装の見積もりを見たとき、多くの方がまず驚くのが「足場代」の金額です。
「これだけで何十万円もかかるの?」と疑問を感じる方は少なくありません。
しかし、足場費用は明確な根拠に基づいて算出されており、単なる追加料金ではありません。ここでは、一般的な費用相場とその内訳、見積もり時の注意点について詳しく解説します。
| 費用に関する視点 | 内容 |
|---|---|
| 費用相場 | 戸建て(30〜40坪)で15万〜25万円程度が一般的 |
| 内訳の構成 | 材料費・搬入搬出費・組立解体費・人件費・安全対策費などが含まれる |
| 見積もり時の注意点 | 単価・足場面積・種類の記載があるか、他社と比較する際は「込み」かどうか要チェック |
足場費用は見た目の金額だけで判断せず、「なぜその価格になるのか」「その内訳は何か」を知ることで、納得感のある選択ができるようになります。
足場設置の費用相場(戸建て30〜40坪)
戸建て住宅(30〜40坪)の外壁塗装における足場費用の相場は、おおよそ15万円〜25万円程度です。
これは家の延べ床面積ではなく、足場を設置する外周の面積によって決まります。
足場代は「面積×単価」でシンプルに計算されますが、建物の形状や敷地の状況によっては、追加費用がかかる場合があります。
たとえば、隣家との距離が狭い、地面が傾斜しているといったケースでは、足場の組み方に工夫が必要となり、費用が増加する傾向にあります。
見積りでよくある「足場費用」の内訳とは?
見積書にある「足場費用」は一式で記載されやすいですが、実際にはいくつかの要素で構成されています。
たとえば、鉄パイプや板材といった足場資材のレンタル費、現場までの運搬費、組立や解体にかかる作業費、安全シートや養生にかかる対策費、そして工事全体を管理する現場管理費などがあります。
どの項目も、安全で効率的に塗装を進めるうえで欠かせないものであり、足場費用は単なる設置代ではなく、工事全体を支える重要なコストだといえます。
相見積りの際の注意点
複数社から見積もりを取る際、価格だけを比較すると落とし穴にはまることがあります。
特に足場費用込みと書かれていても、詳細が省略されている場合は注意が必要です。
まず確認すべきは、「足場面積が明記されているか」という点です。
面積が記載されていない場合、実際に必要な面積と異なる設定で見積もられている可能性があり、後から追加費用が発生するリスクがあります。
また、足場の種類が明記されていない場合は注意が必要です。
くさび式足場と単管足場では施工性やコストが異なるので、比較が難しくなります。
このように、足場費用は金額だけでなく、明細の透明性を確認することが、信頼できる業者選びのポイントです。
足場設置で後悔しないための確認ポイント
外壁塗装工事において「足場の必要性」は、費用とのバランスの中で多くの方が悩む要素です。
しかし、これまでの記事でもお伝えしてきたように、足場は職人の安全を確保するだけでなく、施工の品質や工事の効率にも大きく関わってきます。
特に見積書には、足場の面積や使用する足場の種類、1㎡あたりの単価が明記されているかどうかを確認しましょう。総額だけが記載されていても、具体的な内容がわからなければ、他社との比較が難しくなります。
また、工事の工程表に足場の設置日と解体日が含まれているかも大切なポイントです。足場の設置と撤去には一定の作業日数がかかるため、それが工程全体にどう影響するかを把握しておけば、安心してスケジュールを管理できます。
足場設置の役割をより深く知るなら、施工前の準備ポイントを解説した「前準備とは?スムーズな施工のための心得」の記事もぜひ参考にしてみてください。
リペイントワンでは、足場に関するご説明はもちろん、見積書の内容から工程の管理、安全対策、近隣への配慮まで、すべての工程において丁寧な対応を心がけています。
外壁塗装は決して安い買い物ではありません。だからこそ、信頼できる業者と納得のいく形で進めていくことが大切です。
「他社の見積もりと比較したい」「足場の説明をもっと詳しく聞きたい」そんなご相談も大歓迎です。
現地調査とお見積もりは無料で承っておりますので、どうぞお気軽にリペイントワンまでお問い合わせください。
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