予算の計画が成功のカギ!リフォーム準備術

茨城県を中心に外壁塗装や住宅リフォームを手がけているリペイントワンです。
「そろそろ家をリフォームしたいけれど、どれくらい費用がかかるのか分からない」「後から思わぬ出費が発生して困った」というお問い合わせを、多くの方から受けています。
実際、リフォームにおいて最も重要ともいえるのが予算の計画です。予算をしっかり立てずに工事を始めてしまうと、後になって「こんなはずじゃなかった…」ということにもなりかねません。
この記事では、リフォームの予算をどう立てるべきか、内訳の考え方や費用を抑えるコツまでを、分かりやすく丁寧にご紹介していきます。
目次
茨城県でリフォーム前に考えたい予算の計画

リフォームの成功を左右するのが、しっかりとした予算の計画です。ここでは、予算を立てる目的や、計画不足で起こりがちなトラブルを表で整理しながらご紹介します。
トラブル内容 | 発生の原因 | 結果 |
---|---|---|
追加工事による費用増加 | 事前調査不足による下地や配管の老朽化の見落とし | 工事費が当初の見積もりから大きく増える |
設備グレードアップの連続 | 明確な予算上限を決めず、都度変更 | 予算オーバーで一部工事を中止 |
想定外の諸費用が発生 | 仮設足場・設計費・諸経費などの見積もり漏れ | 手元資金が足りず、ローンを追加で組むことに |
業者との意思疎通ができない | 予算の範囲を共有せずに打ち合わせを進めてしまった | 見積もり内容が希望とズレてしまい再調整 |
こうしたトラブルはすべて、最初にしっかりと予算の計画を立てていなかったことが共通の原因です。
安心してリフォームするための土台
リフォームは、これからの暮らしをより快適にするための大切な投資です。安心して長く住み続けるためには、漠然とした予算ではなく、具体的な資金計画を立てることが欠かせません。
全国的に水回りリフォームの相場は100〜200万円程度と言われており、茨城県内でも同様の予算感で検討されるケースが多く見られます。
ただし、配管の位置変更や断熱材の追加が必要になると、すぐに予算を超えてしまうでしょう。
しかし、事前に何にどれくらいかけるか、予備費をどの程度確保するかといった基準を決めておけば、落ち着いて判断できます。
予算の内訳はどう考える?費用構成の基本
リフォームの総費用には、さまざまな項目が含まれています。どこにどれだけ費用がかかるかを把握することで、見積もりの根拠がはっきりし、不要な出費を防ぐことができるのです。
リフォーム費用の主な内訳とそれぞれの相場感を整理してみます。
費用項目 | 内容の具体例 | 相場目安(100万円工事の場合) |
---|---|---|
本体工事費 | キッチン・浴室・トイレなど設備本体の購入・施工、内装仕上げ工事 | 約65万円 |
付帯工事費 | 解体工事、仮設足場設置、配管・配線工事、廃材処分 | 約20万円 |
諸経費・設計費 | 設計料、現場管理費、交通費・駐車場費など | 約5万円 |
消費税 | 上記小計に対する消費税(10%) | 約9万円 |
※工事内容や規模によって金額のバランスは前後します。
本体工事が費用の大部分を占める一方で、見落としがちなのが「付帯工事」や「諸経費」です。特に住宅の築年数が古いエリアでは、仮設や廃材処理の費用が思っていた以上に高くつくことがあります。
本体工事費ってなに?
本体工事費とは、実際のリフォーム作業そのものにかかる費用を指します。
たとえば、浴室の交換であれば古いユニットバスの解体、新しいバスユニットの設置、防水工事、内装の仕上げなどがこの項目に該当します。
この費用はリフォームの中心で、全体予算の6~7割を占めており、内容や使う資材によって大きく変動することが多い部分です。
たとえば、同じキッチン交換でも、選ぶ設備のグレードや、壁・床の張り替え範囲によって数十万円単位で差が出ることもあります。
付帯工事・諸費用とは?
付帯工事費や諸費用は、一見目立ちませんが、最終的な請求金額に大きく影響する項目です。
たとえば、工事の際に必要な仮設足場は外壁塗装や屋根工事で必須となり、設置には10万円〜20万円ほどかかる見込みです。また、施工後に出た廃材の処分費用や、電気・水道の引き直し工事なども付帯工事に含まれます。
さらに、設計費や現場管理費などの諸経費は、大規模なフルリノベーション工事において増加することが一般的です。
これらは、価格交渉の対象になりにくい固定的な費用であるため、最初から計上しておくことが重要になります。
茨城県での予算計画の立て方5ステップ
リフォームの予算出しの精度を上げるには、順を追って計画を立てることが大切です。
5つのステップを押さえるだけで、ムダを省き、理想のリフォームにつなげることができます。
① やりたいことを明確にする
どこをどのようにリフォームしたいかを具体化することが、すべての出発点になります。
なんとなくお風呂を新しくしたいではなく、掃除しやすい浴槽にしたい、寒いから断熱性を高めたいなど、目的をはっきりとさせましょう。
目的を明確にする例 | 必要になる工事内容 |
---|---|
キッチンの使い勝手をよくしたい | レイアウト変更、収納増設、設備グレード変更 |
冬の寒さをなんとかしたい | 断熱材追加、窓の交換、床暖房の導入 |
カビが気になる、換気を良くしたい | 換気扇の設置・交換、防水性能の強化、内装材の変更 |
やりたいことが明確になると、不要なオプション工事を加えてしまうことがなくなり、結果としてコストの削減につながります。
② 優先順位をつける
全ての希望を一度に叶えるのは難しいことです。そこで、希望に優先順位をつけると、見積もりに柔軟性を持たせることができます。
優先度 | 内容 | メモ |
---|---|---|
高 | 水回り設備の老朽化で機能不全がある | 早急に対応が必要なため予算を優先的に確保する |
中 | 収納が少なく生活動線が不便 | 予算に余裕があれば改善したい |
低 | クロスやフローリングのデザイン変更 | 見た目重視。後回しも可能な工事 |
こうした整理をすることで、予算をかけるべき部分と、後回しにできる部分が見えてきます。
③ 相場を知る
事前に大まかな相場感をつかんでおくことで、極端に高すぎる・安すぎる見積もりを見極められます。
リフォーム内容例 | 価格相場(概算) | 注意点 |
---|---|---|
キッチン交換 | 約60〜150万円 | 設備グレードによる差が大きい |
トイレ交換 | 約15〜40万円 | 手洗いカウンター付きだと高額になる |
外壁塗装(30坪) | 約70〜120万円 | 足場代や塗料の質で価格が変わる |
茨城県内では地域や住宅の状態により相場に多少のばらつきがありますが、こうした目安を元に、適正価格かどうかを判断できます。
④ 複数見積もりをとる
1社の見積もりだけで即決せず、最低でも2〜3社から相見積もりを取り、比較することが重要です。
内容や項目の違いから、業者ごとの考え方やコストの構成が見えてきます。
比較項目 | 見るべきポイント |
---|---|
工事項目の明確さ | 「一式」ではなく、部材・作業ごとに細かく記載されているか |
提案内容の具体性 | 「ここまで必要」「これは省ける」など説明があるか |
アフターフォロー | 保証期間・点検の有無などが明記されているか |
特に茨城県内で実績のある地元業者であれば、地域の住宅事情に詳しく、安心感も高まります。
⑤ 余裕を持たせた予算設定
予備費(バッファ)を10〜20%程度持っておくことで、予想外の出費にも冷静に対応できるでしょう。
総予算例 | 推奨される予備費(10〜20%) | 実際に使われることが多い用途例 |
---|---|---|
200万円 | 20〜40万円 | 床下の腐食補修、設備の仕様変更、工期延長など |
予備費を組み込んでおけば、工事が途中で止まる事態や、無理に妥協して後悔するリスクを防ぐことができます。
費用を抑えたいときの工夫ポイント
リフォームしたいけれど、できるだけ費用は抑えたいというのは、多くの方が抱える悩みです。ここでは、コストダウンしながらも、満足度の高いリフォームを行うための考え方を紹介します。
既存の設備を活かす
すべてを新しくするのではなく、今あるものをうまく活かすことで、費用を大きく削減できます。
コストダウン例 | 工夫内容 | 削減できる費用の目安 |
---|---|---|
キッチンの位置を変えず交換 | 給排水の配管工事を省略できる | 約10〜20万円の削減 |
建具・ドアの再塗装 | 新品に交換する代わりに塗装や補修でリフレッシュ | 約3〜5万円の削減/箇所 |
床材の上張り施工 | 既存フローリングの上に新しい床材を重ねて施工 | 解体・処分費 約5〜10万円の削減 |
このようなやり方は、特に築20年以上の戸建て住宅が多い茨城県では有効です。
構造体に問題がない限り、部分的なメンテナンスや表面材の交換で十分きれいに仕上がるケースが少なくありません。
時期を選ぶとお得になる?
リフォームにもタイミングがあります。特定の時期を選ぶことで、工事費負担を軽減できたり、補助金や助成金をうまく活用できるでしょう。
お得なタイミング | 内容 | 期待できる効果 |
---|---|---|
閑散期(1〜2月、6〜7月) | 業者のスケジュールに余裕がある時期。交渉がしやすくなる | 工賃の割引や特典サービスが得られる可能性あり |
国や自治体の補助・助成金制度 | 省エネ改修、バリアフリー化など対象リフォームへの支援制度が豊富 | 数万円〜数十万円の補助が出る場合もある |
台風・梅雨前(4〜5月) | 外壁や屋根の補修にはベストなタイミング。天候トラブルも少ない | 工期短縮による諸費用の削減が可能 |
たとえば、茨城県内でも、時期限定で住宅関連助成制度が実施されることがあります。最新情報は茨城県のサイトや、リフォーム会社への相談で確認しておくと安心です。
まとめ:予算計画が成功のカギ!
リフォームを進めるうえでなにより大切なのは、どこにお金をかけて、どこを工夫するかです。
予算を明確にしておくだけで、選択肢が広がり、満足度の高いリフォームにつながります。
とくに茨城県のように、住宅の築年数や気候に幅がある地域では、地域特性を理解したリフォームの提案が重要になります。
リペイントワンでは、外壁塗装やリフォームに関するご相談・お見積もりをいつでも受け付けています。
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