部分補修とは?低コストで長寿命を狙う技術
茨城県取手市を拠点に外壁塗装を手がけているリペイントワンです。
外壁や屋根の劣化が気になりながらも、「全部を塗り替えるのは費用や期間が心配…」という方は多いでしょう。
そんなときに検討したいのが「部分補修」です。リペイントワンでは、必要な箇所だけのピンポイント補修で費用を抑えつつ、安心・納得の仕上がりを目指せます。
この記事では部分補修とは何か、全体補修(全体塗装)との違いと選び方、リペイントワンの強み、長持ちのコツをまとめています。ぜひ最後までご覧ください。
目次
全体補修との違いと選び方

外壁や屋根の塗装メンテナンスと聞くと、「家全体を塗り替える」ことを想像する人が多いかもしれません。
しかし実際には、「部分補修」という選択肢が存在します。劣化の程度や予算、建物の状況によっては、必要最小限の補修だけで十分なケースもあるのです。
| 比較項目 | 部分補修 | 全体補修(外壁全体塗装) |
|---|---|---|
| 補修範囲 | 劣化・不具合のある箇所のみ | 建物全体 |
| コスト | 低コスト(局所作業・資材量少) | 高コスト(全面施工・資材量多) |
| 工期 | 数日~1週間前後 | 約2~3週間程度 |
| 美観への影響 | 補修箇所との色差が出やすい | 全体的な統一感あり |
| メンテナンス頻度 | 他箇所の劣化が後から出る可能性あり | 全体を保護するため次回まで長持ち |
| 向いているケース | 範囲の限られた劣化、費用を抑えたい | 全体的な色褪せ、築年数が経っている場合など |
外壁・屋根の塗装を考える際には、まず「本当に全体を塗り直す必要があるのか?」を見極めましょう。
部分補修が有効なケースとは
部分補修が有効なケースは、建物の状態がまだ良好である一方、ごく一部に明確な劣化が生じている場合に限られます。
特に外壁塗装の場合、南面や西面だけ紫外線や雨風の影響を強く受け、劣化が進みやすい傾向です。
家の他の面がまだ綺麗であるなら、その劣化した面だけを補修すれば、家全体の寿命を伸ばしつつ費用を大幅に抑えることができます。
また、台風や地震のような自然災害で一部の外壁にひび割れや損傷が生じたケースも、部分補修の対象になります。この場合、火災保険が適用される可能性があり、より経済的な補修が可能です。
全体塗装と比較したコストと工期のメリット
外壁や屋根の塗装にはそれなりの費用がかかるため、できるだけ負担を減らしたいと考えるのは当然です。
その点、部分補修は「必要なところだけ直す」ので、全体補修に比べてコストを大幅に抑えられます。
リペイントワンの事例では、部分補修の場合、足場が不要だったり、最小限の材料・職人作業で済む場合があるので、10万円台で施工が可能なことがあります(施工箇所・状態により変動あり)。
一方、全体塗装の場合は、足場代・養生費・全面施工の人件費・材料費などがかかり、一般的な戸建てで80万〜120万円が相場とされています。
また、工期についても、部分補修であれば数日~1週間程度での完了がほとんどです。全体塗装のように2〜3週間かけて施工する必要がなく、居住者の生活への影響を最小限に抑えられます。
リペイントワンの部分補修:安心の自社施工と技術力
リペイントワンでは、部分補修であっても品質に一切妥協せず、プロの診断と自社職人による一貫施工で対応しています。
屋根や高所外壁といった見えづらい部分は最新技術でチェックし、無駄のない適正価格と、施工後のアフターケアまでをワンストップで提供するのが強みです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 劣化診断の正確性 | ドローン+打診+目視の三位一体調査で不具合を的確に発見 |
| 高所の安全な調査 | 屋根や2階外壁を足場なしで確認できるドローン調査の導入 |
| 職人の技術力 | 自社職人による施工で品質にブレがなく、中間マージンなし |
| 適正価格 | 不要な施工をすすめず、劣化箇所に応じた最適な提案 |
| アフターサービス | 施工後の点検・保証制度・定期メンテナンス体制を完備 |
次からは、リペイントワンがどのように劣化を見逃さず、どのように職人品質を維持しているのか、具体的な取り組みを詳しく見ていきましょう。
ドローン×現地調査で劣化箇所を見逃さない
外壁や屋根の補修を行う際に最も重要なのは、まず劣化箇所を正確に見つけることです。
いくら丁寧に施工しても、劣化部分を見逃してしまえば意味がありません。リペイントワンでは、これを防ぐために、ドローン調査と現地調査を組み合わせた二重の診断体制を採用しています。
ドローン調査では、足場を組まなくても高所の屋根や2階部分の外壁を上空から鮮明に撮影し、目視では見えない劣化やヒビ、塗膜の剥がれ、コケやカビの発生箇所まで細かく確認できます。
もちろん、ドローンだけで完結するわけではありません。現地調査では、打診(表面を軽く叩いて中の空洞を確認)や、手触りによるチョーキング検査、コーキングの劣化確認を入念に行います。
自社職人による一貫対応と安心のアフターケア
リペイントワンのもうひとつの強みは、「すべての工事を自社の職人が担当する」という体制にあります。
外壁塗装業界では、営業会社が受注し、下請け業者に施工を丸投げするというケースが少なくありません。
そのような場合、品質にバラつきが出たり、説明と施工内容にズレが生じたりするリスクがあります。
一方リペイントワンは、診断・提案・施工・アフターケアのすべてを自社のスタッフの一貫対応です。塗装歴10年以上のベテラン職人が現場を直接管理し、品質のばらつきが出ないよう細部まで責任を持って施工しています。
中間マージンが発生せず、その分費用を抑えながら、信頼性の高い施工を提供できるのです。
また、リペイントワンではアフターケアにも力を入れており、施工完了後は定期点検や保証制度が整備されています。
長持ちする部分補修のコツと注意点
部分補修はコストや工期の面で大きなメリットがありますが、補修範囲の見極めや使用する塗料、仕上げ方を誤ると、かえって耐久性が下がったり、美観を損なってしまうかもしれません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 塗料の選び方 | シリコン・フッ素・無機塗料など、耐久性や価格のバランスが重要 |
| 補修のタイミング | チョーキング・ひび割れ・苔の発生を見逃さない |
| 範囲の見極め | 必要以上に狭いと境界が目立つリスクがある |
| 美観の保持 | 色合わせ、仕上げ方に工夫が必要 |
| 相談先の選び方 | 診断力と提案力のある塗装会社に依頼 |
正しい塗料の選定や施工タイミングを押さえれば、部分補修でも十分に長寿命化を目指せます。
長寿命につなげる塗料と施工タイミングの選定
外壁や屋根の補修を成功させるには、「どの塗料を使うか」と「いつ施工するか」が非常に重要です。
特に部分補修の場合、周囲との馴染みやすさだけでなく、将来的に全体補修へとつなげる視点が求められます。
まず、塗料の種類について見てみましょう。リペイントワンのブログでも紹介されている通り、一般的な住宅補修では以下のような塗料が使われます。
- アクリル塗料:価格は安価だが耐久性が低く、現在はほとんど使用されない。
- ウレタン塗料:低コストだが耐用年数は5~8年程度。
- シリコン塗料:コストと耐久性のバランスが良く、10~13年程度の耐用年数。現在最もよく使われている。
- フッ素塗料:高価だが耐久性が15~20年と非常に高い。部分補修でも長く保ちたい場合におすすめ。
- 無機塗料:最高級グレードで、耐用年数20年以上。建物の資産価値を重視する方に選ばれる。
部分補修であっても、既存の外壁に使用されている塗料と性質が近いものを選べば、色ムラや剥がれを防ぎ、耐久性を維持しやすくなります。
施工店によっては「今後の全体塗装を見据えて、この塗料を選びましょう」という視点でアドバイスしてくれるため、判断に迷ったら遠慮なく相談しましょう。
また、塗装のタイミングについても見逃せません。たとえば、外壁を触ったときに白い粉が手につく「チョーキング現象」、目地のコーキングが裂けて隙間ができている状態、小さなヘアークラック(細いひび割れ)などは、補修すべき明確なサインです。
こうした症状を「まだ大丈夫」と放置してしまうと、劣化が建材の深部にまで及び、結果的に補修範囲が広がってしまう恐れがあります。
範囲の見極めと、部分補修の落とし穴
部分補修の相談を受ける中で、よくあるトラブルの一つが補修箇所の境界が目立つことです。
例えば、南側外壁だけを補修した際に、他の面と微妙に色が違ってしまったり、補修箇所だけ光沢が強くなったりして、いかにも補修しましたという印象が残るケースがあります。
このような事態を避けるには、まず補修範囲の見極めが何より重要です。劣化が局所的であっても、その周囲とのなじみを意識して、やや広めに塗装するぼかし塗りや、境界を建具や雨樋のラインで区切るといった工夫が必要です。
リペイントワンでは、施工前に現地調査とヒアリングを通じて、そうした美観上のリスクを丁寧に説明してくれるため、仕上がりを見てがっかりしたという声はほとんど聞かれません。
また、部分補修はその場しのぎ的に行われがちな側面があり、安易に価格の安さだけで塗装会社を選んでしまうと、後からトラブルになる可能性があります。
このようなリスクを避けるには、施工実績が豊富で、提案内容が具体的かつ納得できる塗装会社に依頼することが必須です。
価格表だけでなく、過去の施工写真、使用塗料の提案理由、アフターサービスの内容まできちんと説明してくれる会社かどうかを見極めましょう。
まとめ:建物の状態に合わせた最適な補修判断を
外壁や屋根のメンテナンスでは、劣化の度合いや建物全体の状態を正しく見極めたうえで、「部分補修」と「全体補修」をどう使い分けるかが重要です。
費用や工期を抑えながら、必要な性能と美観を保ちたい方にとって、部分補修は非常に有効な選択肢となります。
リペイントワンでは、ドローンを活用した精密な診断と、自社職人による高品質な施工体制を整え、補修後の安心まで見据えたサービスを提供しています。
外壁や屋根の劣化が気になったら「外壁の劣化症状とは?よくあるサインと正しい対処法を解説」の記事も参考にしてみてください。
補修をお考えの方は、ぜひ一度、お住まいの状態に合った最適な補修方法についてお気軽にお問合せください。初めての方でも安心してご相談いただけます。
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