上塗り材の役割とは?外壁が長持ちする「決め手」を解説
茨城県や千葉県を中心に外壁塗装や住宅リフォームを手がけているリペイントワンです。
外壁塗装を検討している方の中には、「上塗りって結局なに?」「中塗りとどう違うの?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
実は、外壁塗装の仕上がりや耐久性に大きく関わってくるのが、この「上塗り」という工程です。
この記事では、外壁塗装における上塗りの意味や役割、塗料の選び方、施工時に確認すべきポイントをわかりやすく解説していきます。
納得のいく塗装工事を行うために、ぜひ最後までご覧ください。
「上塗り」とは?外壁塗装での位置づけと基本

外壁塗装における「上塗り」は、見た目の美しさを整えるだけでなく、外壁を守る重要な役割を担う仕上げの工程です。
ここでは、上塗りの基本的な位置づけと、下塗り・中塗りとの違いを整理しながら、なぜ上塗りが必要不可欠なのかを説明します。
| 工程名 | 役割 |
|---|---|
| 下塗り | 外壁材と塗料の密着性を高める。劣化部を補修し、吸い込みを防ぐ |
| 中塗り | 塗膜の厚みを確保し、上塗りの発色・機能性を支える土台づくり |
| 上塗り | 最終仕上げとして外観を整えるとともに、紫外線や雨風から保護する層 |
それぞれの工程には明確な役割があり、どれかひとつを省略すると塗装全体の性能が大きく損なわれます。
特に上塗りは、目に見える部分であるだけでなく、長期的な耐久性・防水性にも直結するので、慎重な塗料選びと丁寧な施工が必要です。
外壁塗装の下塗り・中塗り・上塗りの役割分担
外壁塗装の基本工程は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の三層構造で成り立っています。
まず、下塗りでは傷んだ外壁と塗料を密着させるため、シーラーやプライマーなどの専用塗料を用います。
次に中塗りです。これは塗膜の芯となる部分で、塗料の厚みや均一性を保ち、上塗りの仕上がりや機能性に大きな影響を与えます。
最後が上塗りで、見た目の美しさに直結する部分であると同時に、雨や紫外線、汚れといった外的要因から建物を守る防護層の役割を果たします
上塗りが仕上げである理由
上塗りは、外壁の最も外側に位置する見た目を決める工程です。
色やツヤ、質感といった外観要素はすべてこの上塗りによって表現されます。
塗料の選択次第で、光沢のある仕上がりにもマットな質感にもなり、家全体の印象を大きく左右します。
また、外観だけではなく、上塗り塗料には時間の経過による色あせやチョーキング(白い粉の発生)を防ぐ成分が含まれており、仕上がりの美しさを長期間保つ役割を担っています。
なぜ上塗りなしや省略が危険なの?
見積りの価格を抑えるために、まれに中塗りと上塗りを兼ねる「2回塗り」で済ませようとする施工業者がいます。
しかしこれは非常にリスクの高い行為です。
上塗りを省略すると、塗膜の保護機能が著しく低下し、数年以内にチョーキング現象や塗膜の剥がれ、色ムラが起こる可能性が高まります。
また、上塗りには防水・防汚・防カビといった多機能な塗料が使用されるので、その層を省略すると外壁そのものの劣化を早める原因となります。
上塗り材が果たす二重の役割
上塗り材には、外観を美しく整える「仕上げ」としての役割と、紫外線や雨風、汚れから建物を守る「防護膜」としての機能があります。
ここでは、上塗り塗料が持つ二面性と、日常生活におけるその重要性について解説します。
| 役割 | 主な目的 | 関連する機能・効果 |
|---|---|---|
| 仕上げ | 色・ツヤ・質感を整える | 美観維持、デザイン性、印象形成 |
| 保護 | 外壁の劣化を防ぐ | 防水、防汚、耐紫外線、耐久性の向上 |
見た目をきれいにするだけと思われがちな上塗りですが、実際には建物の寿命や住まいの快適性を左右する重要な役割を担っています。
適切な上塗り材を選ぶことが、長持ちする外壁につながります。
色・ツヤ・質感を決める
家の印象を大きく左右するのが、上塗りによる仕上げです。
塗料の種類や仕上げ方法によって、艶やかな光沢感、落ち着いたマット調、さらには凹凸感や質感まで演出できます。
また、色の選定は非常に重要で、明るい色は膨張効果で建物を大きく見せ、濃い色は重厚感を演出します。
上塗りは色あせのしにくさや汚れの目立ちにくさにも影響があり、単なる好みだけでなく耐候性やメンテナンス性を加味した選択が求められます。
紫外線・雨風・汚れから外壁を守る機能
外壁は常に過酷な自然環境にさらされており、紫外線、酸性雨、排気ガス、埃などが日々蓄積され、塗膜や建材の劣化を招きます。
上塗り材には、これらのダメージを軽減・防止する機能が組み込まれており、外壁の耐久性を維持するバリアのような存在です。
こうした防護性能を持つ上塗り材を選べば、外壁の劣化スピードを遅らせ、10年以上の長寿命を実現できます。
防汚やセルフクリーニング機能の可能性
最近では、単なる塗膜の形成にとどまらず、セルフクリーニング機能や防カビ・防藻性能を持つ高機能塗料が登場しています。
これらは上塗りに機能性成分を配合することで、外壁に付着した汚れを雨水で洗い流したり、カビや藻の発生を抑制したりする仕組みです。
特に親水性塗料は、外壁に水がなじみやすくなる性質を活かし、表面の汚れと一緒に水滴が流れ落ちるセルフクリーニング効果を持っています。
また、防カビ・防藻効果のある塗料は、湿気の多い地域や北面の日当たりの悪い壁面などで重宝されています。
上塗り材の目的に合わせた選び方
上塗り材にはさまざまな種類があり、それぞれ耐久性や価格、機能性に違いがあります。
どの塗料が最適かは、住まいの立地環境や予算、仕上がりへのこだわりによって変わります。ここでは、代表的な塗料の特徴と、選定時に確認すべきポイントを整理します。
| 塗料の種類 | 耐久年数(目安) | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| ウレタン系 | 約5〜7年 | 価格が安く柔軟性あり。耐候性はやや低め | 短期的な塗替えを予定している住宅 |
| シリコン系 | 約7〜10年 | コストと耐久性のバランスが良い。標準的な選択肢 | 一般住宅全般に対応 |
| ラジカル制御型 | 約10〜12年 | 紫外線による劣化を抑制し、コストが比較的安定 | 日当たりの良い立地、長持ち重視の方 |
| フッ素系 | 約12〜15年 | 高耐候・高価格。メンテナンス頻度を抑えられる | 長期間美観を保ちたい住宅や3階建て以上 |
| 無機系 | 約15年以上 | 超高耐久。汚れに強く、耐火性もある | 長期的なメンテ不要を望む方 |
それぞれの上塗り材には明確な長所と短所があるため、単に「高い=良い」と考えるのではなく、用途や目的に応じた選定が重要です。
代表的な上塗り材の特徴と耐久性
上塗り材を選ぶ際に、まず検討されやすいのが「ウレタン」「シリコン」「フッ素」といった塗料です。
ウレタン塗料は柔軟性があり、細かい部分の塗装にも適していますが、耐候性がやや劣り短期間での塗替えが前提となります。
シリコン塗料は現在もっとも一般的な選択肢で、価格と耐久性のバランスが非常に良く、コストパフォーマンスに優れています。
一方、フッ素塗料は高価ですが、紫外線や雨風への耐性が強く、長期間にわたって外壁の美観を保ちやすい点が魅力で、高層住宅やメンテナンスが難しい立地で特に選ばれています。
塗料の選定は見た目だけでなく、どれくらいの期間、外壁を維持したいかに応じて決めることが、後悔しない選び方のポイントになります。
機能性塗料を使うメリットと注意点
最近では、基本的な耐久性に加え、遮熱・防汚・防藻といった付加価値を持つ機能性塗料が増えてきました。
たとえば遮熱塗料は太陽光を反射し、夏場の室温上昇を抑える効果が期待できます。
防汚性のある塗料は汚れの付着を抑え、雨によって汚れが洗い流される親水性機能を持つものがあります。
ただし、これらの機能性塗料は施工に専門知識を要するものが多く、下地との相性やメーカー指定の塗布条件を守らないと本来の性能を発揮できないことがあります。
塗料選びの際に見るべき仕様書のチェックポイント
塗料選びで失敗しないようにするには、カタログだけでなく仕様書の内容確認が重要です。
まずチェックすべきは、「製品名」「塗布回数」「使用量(塗布量)」「希釈率」といった具体的な情報が明記されているかで、これが曖昧な場合、適正な施工がなされていない可能性があります。
塗装後の保証にも関わるため、業者から渡される仕様書や見積りには必ず目を通し、不明な点は事前に質問しましょう。
上塗りの施工で失敗しないための注意点
上塗り材の性能を最大限に引き出すには、塗料そのものの品質だけでなく、施工の仕方が極めて重要です。
ここでは、塗装の品質を大きく左右する施工上の注意点や確認すべき項目を整理します。
| 確認項目 | 内容 | なぜ重要か |
|---|---|---|
| 下地処理・乾燥時間 | 高圧洗浄や補修後のしっかりした乾燥 | 密着不良や塗膜の剥がれを防ぐ |
| 塗布量・塗布回数 | 指定された回数と塗料量を厳守 | 耐久性・防水性の確保に直結する |
| 施工間隔・天候条件 | 塗料ごとの乾燥時間と適した天気 | 乾燥不良・膨れ・ムラの原因防止 |
| 仕上がりチェック | 塗膜の厚さ・均一性・ツヤ | 長期的な美観と性能の維持 |
塗装工事の品質は、材料選びと同じくらい工程管理に左右されます。
適正な施工がされているかを知っていれば、長持ちする上塗りが実現できます。
適切な施工は仕様どおりが重要
塗料の性能を最大限に発揮させるには、メーカーが指定する塗装仕様書に基づいた施工が不可欠です。
特に、下地処理と乾燥時間、塗布量は外壁塗装の仕上がりに直結する重要項目です。
塗布量についても、少なすぎれば保護機能が不十分になり、逆に多すぎると乾燥不良や垂れの原因になります。
中塗りと上塗りの施工条件を守る
中塗りと上塗りの間には、必ず適切な乾燥時間(インターバル)を確保する必要があります。
この乾燥時間を守らずに上塗りをしてしまうと、塗膜同士がうまく密着せず、数年以内に剥離やムラが生じる原因になります。
また、外壁塗装は天候に大きく影響される作業でもあります。
雨の日や湿度が高い日、気温が5℃未満の低温時などは、塗料の乾燥が遅れ、仕上がりが不均一になったり、性能が十分に発揮されないことがあります。
上塗り回数・塗膜厚・塗料の均一性をチェック
上塗りは原則として「2回塗り」が基本であり、これを守らないと塗膜が薄くなり、耐久性や防水性が著しく低下します。
適正な塗料の層の厚みは、塗料ごとに決まっており、通常は乾燥後で30〜50ミクロン程度で、これが不十分だと、紫外線や雨風への耐性が弱くなり、早期の色褪せや塗膜の劣化につながります。
また、塗りムラや色ムラは注意ポイントです。特に濃い色の塗料は塗り残しが目立ちやすく、職人の技術力が問われます。
上塗りの役割を知って納得の外壁塗装に
外壁塗装の「上塗り」は、単に見た目を整えるだけのものではありません。
外壁を紫外線や雨風から守り、住まいの快適さと美しさを長く保つための、大切な仕上げかつ防護の層です。
だからこそ、どんな塗料を使うか、正しく塗られているかは、塗装工事の満足度を大きく左右します。
上塗りの仕上がりに影響する中塗り工程については、「中塗りとは?均一仕上げの要となる工程を解説」で詳しくご紹介しています。
リペイントワンでは、塗料の選定から施工管理まで、すべての工程を丁寧に行うことを信条としています。
「この見積りの内容で大丈夫かな」「自分の家にはどんな塗料が合うんだろう」そんな疑問があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
リペイントワンがひとつひとつ、分かりやすく、誠実にお応えいたします。
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